球面すべり支承(SS-SSB🄬)

特長

SSBの原理(イメージ)

1.オールインワンの免震装置

  • SSBは免震装置に必要な支承機能、復元機能、減衰機能を全て兼ね備えているので、積層ゴムや付加ダンパーを必要としません。

2.固有周期が建物重量に影響されない

  • 固有周期は T 2R/g と、球面半径Rで決まるので、軽量建物でも長周期の免震化が容易。倉庫のように積載重量が変わる建物でも固有周期は一定。

3.免震層の偏心率はほぼゼロ※1

  • 免震層における建物重心と剛心が一致しているため、ねじれが生じにくく、様々な平面プランに容易に対応。

4.免震層のコンパクト化が可能

  • SSBは製品高さが低いため、免震層のコンパクト化が可能です。

5.告示免震に最適

  • 告示免震ルートの適用条件である、免震接線周期2.5秒以上、偏心率0.03以下、減衰材のせん断力分担率0.03以上を容易にクリアできます。

※1 中摩擦と低摩擦を混在させない場合

構成

履歴曲線